「元気がない」を見極める
いつもと様子が違うなと感じたその直感は、とても大切なサインです。
元気がない時は、体のどこかに異常が隠れている可能性があります。まずは落ち着いて様子を観察してみましょう。
《チェックポイント》
・食欲はあるか
・吐いていないか
・排泄は普段どおりできているか
・便と尿の状態はいつもと違わないか
・遊びや散歩を嫌がっていないか
・立ち上がった時の姿勢に違和感はないか
→足をかばう、腰を丸める、ふらつく など
・体の一部を気にして舐める、引っ掻く様子はないか
・呼吸が荒い、苦しそうではないか
これらの情報は、動物病院で原因を探る大切なヒントになります。
元気がない時に考えられる原因
「元気がない」は、ほとんどの病気で見られる症状です。元気がない状態に加えて、食欲がない、便や尿の異常、体を触って痛がるなどの症状と合わせて、原因を探っていきます。
・食欲がない
→内臓の不調、口の中の痛み など
・排泄の異常
→腸、膀胱、尿道などのトラブル
・歩き方の異常や手足を気にする
→関節、神経、、筋肉、皮膚、などの問題
この他にも、ホルモン疾患、血液の病気、感染症、腫瘍など原因は多岐にわたります。
原因を特定するには、診察や検査が必要になります。
普段と様子が違うと思った時点で受診することが、早期発見に繋がります。
すぐに受診が必要な危険サイン
次の症状がある場合は緊急性が高い可能性があります。
・ぐったりして力が入っていない
・硬直・けいれんがある
・便や吐物に血液・黒色便がある
・目の焦点が合わない
・呼吸が苦しそう(お腹を大きく使う呼吸)
・舌や歯茎の色が紫や白い
・異物や毒物を食べた
・何度も吐いている
・お腹が急に張っている
これらの症状が見られたら、迷わずすぐに動物病院へ
病気ではないこともある
生活習慣やその日のコンディションによっては、病気ではなくても元気がないように見えることがあります。
例えば旅行に行ったり、いつもよりたくさん遊んだ日は、疲れて心配になるくらいぐっすり寝てしまうこともあるでしょう。
またトリミングなど緊張した日には、帰宅後隠れたり、呼んでも来てくれないこともあると思います。
これらが原因であれば、1〜2日で元の様子に戻ることが多いです。
ただし元気が戻らない、他の症状が出てくるなど、体調に違和感がある場合は、必ず受診しましょう。
早めの治療が安心につながります
元気がないと思った時は、痛み・気持ち悪さ・だるさ・発熱など、動物さんが不調を抱えている可能性があります。
早めの診察は、病気の悪化を防ぎ、回復を早め、ご家族の不安を減らすことにつながります。
※子犬・子猫・高齢の子は体調悪化が早いため、より早めの受診が安心です。
いつもと違うという違和感は、とても大切なサインです。
どうか見逃さず、気になる時は動物病院へ相談してください。
コメント